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さくら女子中学校 応援の旅No.3

2016-09-05 (Mon) 01:00

ブログ記事「さくら女子中学校 応援の旅No.1」で現地の生徒や先生たちとの交流を、そして、「No.2」ではタンザニアでのサファリの話を書いた。「No.3」では現地で見てきたこの時期の、日本からの支援の輪について紹介しよう。

さくら女子中学校ではこの時期、日本からの農業指導員と派遣留学生による圃場づくりが進められていた。これは、NPO法人 秀明インターナショナル のご支援によるもので、自然農法での学校の自給自足体制づくりが目的。

作業は7月の中旬から1か月強、留学生は文部科学省の「トビタテ!留学JAPAN」プログラムにより派遣された高校生だった。

自然農法Gardenづくり自然農法圃場づくりの説明
完成した圃場の上の生徒の憩いの場・さくらガーデン(左)と指導員から圃場の説明を受けた(右)

秀明自然農法は土そのものが力を発揮できるよう、農薬も肥料も使用せずに自家採種で種を採って作物を栽培し、それによって健全な土、作物、人を育んでいこうとするもの。 学校の自給自足体制に向けて圃場づくりに続き、校庭の隅には鳥小屋も完成、ホロホロ鳥も入った。

ホロホロ鳥は鶏以上に卵を産むとのことだ。そして、生徒たちの憩いの場として圃場の上には「さくらガーデン」もつくられた。その絶大なご支援には目を見張るばかりだった。

校庭の裏につくった鳥小屋アフリカ原産のホロホロ鳥
完成した鳥小屋とホロホロ鳥


さくら女子中学校での自然農法による圃場づくりの詳しい様子が以下のYouTube サイトで紹介されていて、収録時間は約6分です。

さくら女子中学校の圃場づくりの様子を伝えるYouTubeサイト


もうひとつの支援の輪は、元JICA隊員によるさくら女子中学校でのIT教育授業。この時期に行われたプログラミング研修の授業を参観することができた。研修に使われているパソコンは今年1月の開校に合わせて、日本のある学校からご支援していただいたもの。他にも沢山の企業や個人の方々からのご支援をいただいて学校運営が続けられている。

元JICA隊員によるプログラミング授業支援者と生徒たちの記念写真
プログラミング研修授業の様子と支援者たちとの記念写真20160819


以前の記事でも紹介したが、7月19日に、さくら女子中学校がテレビ東京の番組「未来世紀ジパング」のタンザニア特集の一環で取材を受けた。その内容が今日9月5日(月)22時から放映されることになっているので、ご覧いただければと思う。

番組・未来世紀ジパングはTV東京系で毎週月曜夜10時に放送される1時間番組。BSジャパンでも翌々週の日曜、夕方5時30分からも放送される。今回の特集番組は昔から親中国のタンザニアで、日本からの様々な形の支援の様子が紹介されるらしい。

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最終更新日 : 2016-09-25

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