2016-05-24 (Tue) 05:48 ✎
平均寿命の話題。金曜(20日)の朝刊記事に「日本の平均寿命世界一を維持」が。平均寿命のことは、昨年のこのブログ記事( 健康寿命に注目 )でも取り上げた。
世界保健機関(WHO)が19日発表した2016年版の「世界保健統計」で、15年の日本人の平均寿命は83.7歳、世界首位。男女別では、女性が86.8歳で首位で、男性が80.5歳で6位となっている。男性の首位はスイスの81.3歳。
同時に、日常的に介護を必要とせずに自立した生活を続けられる期間を示す「健康寿命」も74.9歳と世界一で、日本の医療水準の高さを裏付けたとある。世界の平均寿命は71.4歳、健康寿命は63.1歳となっているが、世界平均と日本のこの差を記事中では、「医療水準の差」という理由で片づけているが、それだけででいいものだろうか。
平均寿命上位10カ国(日経5/20付記事より)と日本の平均寿命の推移(高齢社会白書より)
60歳以上を対象にした就業に対する意識調査で、収入を伴う就労を希望する割合が71.9%に上がったことなども掲載されている。その調査結果からいくつかを紹介すると..。
・Q:何歳ごろまで働き続けたいか
「働けるうちはいつまでも」 28.9%
「65歳くらい」 16.6%
「70歳くらい」 16.9%
・Q:働きたい理由は
「収入が欲しい」 49.0%
「体によい、老化を防ぐ」 24.8%
・Q:家族以外の親しい友人がいない割合
日本 25.9%
ドイツ 17.1%
米国 11.9%
スエーデン 8.9%
60歳以上でも働きたいという声が7割を占める、高齢化社会の進展と共に、シニアの生き方、考え方も着実に変わってきている。
世界保健機関(WHO)が19日発表した2016年版の「世界保健統計」で、15年の日本人の平均寿命は83.7歳、世界首位。男女別では、女性が86.8歳で首位で、男性が80.5歳で6位となっている。男性の首位はスイスの81.3歳。
同時に、日常的に介護を必要とせずに自立した生活を続けられる期間を示す「健康寿命」も74.9歳と世界一で、日本の医療水準の高さを裏付けたとある。世界の平均寿命は71.4歳、健康寿命は63.1歳となっているが、世界平均と日本のこの差を記事中では、「医療水準の差」という理由で片づけているが、それだけででいいものだろうか。
平均寿命上位10カ国(日経5/20付記事より)と日本の平均寿命の推移(高齢社会白書より)
・Q:何歳ごろまで働き続けたいか
「働けるうちはいつまでも」 28.9%
「65歳くらい」 16.6%
「70歳くらい」 16.9%
・Q:働きたい理由は
「収入が欲しい」 49.0%
「体によい、老化を防ぐ」 24.8%
・Q:家族以外の親しい友人がいない割合
日本 25.9%
ドイツ 17.1%
米国 11.9%
スエーデン 8.9%
60歳以上でも働きたいという声が7割を占める、高齢化社会の進展と共に、シニアの生き方、考え方も着実に変わってきている。
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最終更新日 : 2016-05-24