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コミュニテイ活動とIT化

2016-01-07 (Thu) 07:50

地域のコミュニティ活動に不可欠な市内の公共施設(公民館や市民センター)の利用予約方法が変わる。

従来は月初めの公民館ごとの調整会議の場で利用団体が一堂に会し、利用希望室・希望日時の調整を行って決定していたが、4月利用分の予約からは、公共施設案内・予約システムを利用しての抽選方式となる。

抽選の申し込み等は、インターネット(パソコン・スマホ・携帯電話)からのみとなる。インターネットの環境がない場合は、各公民館の受付に設置してあるパソコン端末を利用することになる。

世の中の様々な活動もIT化が進むことによって、さらに合理的な「解」や方法を求めて変わっていくことは時の流れではあるが、地域のコミュニティ活動もその変化に対応してチェンジしていくことが求められている。

上北台公民館調整会議の風景予約システム変更の概要
上北台公民館・調整会議の風景(1/05)と予約方法変更の概要

今回の変更により、調整会議に出席する時間の拘束がなくなる、より公平な施設利用につながる、他施設の代替利用も可能となる...等の利点がある。一方で、利用者団体間の定期的なコミュニケーションの場がなくなる、会費徴収の場がなくなる、さらには利用者連絡会の運営や「会」そのものの意味づけも問われている。

ということで、公民館ごとの月初めの調整会議も来月(2/02)の3月分調整会議が最後となる。突きつめていくと、公民館そのものも市民センター化(施設貸し)が進み、公民館とは何か、市民センターとの違いは何か、そんなことも問われていることになる。

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最終更新日 : 2016-01-08

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