2012-08-20 (Mon) 05:45 ✎
平成24年版の高齢社会白書 が公表されている。(6月15日、高齢社会白書の概要版)日本の高齢社会対策の実施状況や高齢化の状況、高齢者の家族や世帯などに関するデータが報告されていて、興味深い。諸外国と比較して、日本は世界のどの国もこれまで経験したことのない高齢社会を迎えていることがわかる。
このところ、気になっていた「高齢者」の言葉だが、この白書の中でも取り上げられていて同感するところがある。
白書からの抜粋:
> 「高齢者」の実態と捉え方の乖離
> 我が国の平均寿命が延伸を続けるなか、65 歳を超えても元気であると認識し、
> 就労や社会参加活動を通じて現役として活躍している人たちが多くなっている
> ため、高齢者を一律に区切って支えられる人と捉えることは実態にそぐわなく
> なってきていると考えられる。
> 活躍している人や活躍したいと思っている人を年齢によって一律に「支えられ
> ている」人であると捉えることは、その人たちの誇りや尊厳を低下させかねな
> いと考えられる。
> また、高齢者を65歳以上の者として年齢で区切り、一律に支えが必要であると
> する従来の「高齢者」に対する固定観念が、多様な存在である高齢者の意欲や
> 能力を活かす上での阻害要因となっていると考えられる。
世界の高齢化率の推移(クリックで拡大)

このところ、気になっていた「高齢者」の言葉だが、この白書の中でも取り上げられていて同感するところがある。
白書からの抜粋:
> 「高齢者」の実態と捉え方の乖離
> 我が国の平均寿命が延伸を続けるなか、65 歳を超えても元気であると認識し、
> 就労や社会参加活動を通じて現役として活躍している人たちが多くなっている
> ため、高齢者を一律に区切って支えられる人と捉えることは実態にそぐわなく
> なってきていると考えられる。
> 活躍している人や活躍したいと思っている人を年齢によって一律に「支えられ
> ている」人であると捉えることは、その人たちの誇りや尊厳を低下させかねな
> いと考えられる。
> また、高齢者を65歳以上の者として年齢で区切り、一律に支えが必要であると
> する従来の「高齢者」に対する固定観念が、多様な存在である高齢者の意欲や
> 能力を活かす上での阻害要因となっていると考えられる。
世界の高齢化率の推移(クリックで拡大)

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最終更新日 : -0001-11-30