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福島第一原発20km圏内ツアー

2023-10-08 (Sun) 06:25

2011年3月11日の東日本大震災、その被災地となった福島県。12年が経過した今も災害の爪痕が残る。放射能に汚染された故郷は復興していけるのか。先月(16-17日)、相馬市を起点に双葉町を辿る福島第一原発20km圏内ツアーに参加。

初日は加害者側の東京電力廃炉資料館(双葉郡富岡町中央)と東日本大震災・原子力災害伝承館(双葉郡双葉町中野高田)を見学。翌日に、福島第一原発20km圏内ツアーを特定非営利活動法人野馬土のガイドさんに案内してもらった。

このツアー、英紙デイリーメールから「世界で最も危険な観光ツアー」7つのひとつとして、発表されている。

福島第一原発(20km圏内)ツアー
福島第一原発(20km圏内)ツアー


東京電力廃炉資料館:見学無料、要・事前予約
大スクリーンによる震災後の経過ビデオを見た後に、館内の展示施設を歩き、原子力発電の仕組み、現在の廃炉作業の進み具合まで、ガイドさんによる案内で詳しく見学。困難を極める廃炉作業、これからも長い期間、地道な作業を進めるしかない現実があった。

東京電力廃炉資料館230916
東京電力廃炉資料館を見学230916

東日本大震災・原子力災害伝承館:入館料¥600
東京電力第一原発事故に伴う原子力災害により、福島県では今も数万人が故郷を離れての生活を余儀なくされている。津波、土砂災害などによる福島県内の災害犠牲者は4千人を超え、避難生活や体調変化・過労などの間接的な原因で亡くなる震災関連死も2千人以上。

世界初の甚大な複合災害の記録や教訓とそこから着実に復興する過程を収集・保存・研究し、風化させずに後世に継承・発信し世界と共有する。双葉町としての博物館・情報発信するこの施設は2020年9月に開館している。

東日本大震災・原子力災害伝承館230916
東日本大震災・原子力災害伝承館を見学230916

福島第一原発20km圏内ツアーでは、相馬市から双葉町までを説明を聞きながら車で移動、農地の基盤整備工事の様子、スマート農業への取組みなどの説明もあった。

ツアーを案内してもらった特定非営利活動法人野馬土は、地震、津波、原発事故の被害に見舞われた人々が「何とかしなくては」と奮い立ち、被害を受けた農家さんたちが中心となって福島の被災農家を支えようと2012年10月に設立された。

原発事故での「避難」とは故郷がなくなること、家も墓も全て失うこと。生業を失い行き場をなくした若い世代は既に新たな拠点で生活を始めて戻って来ない。本当の復興とは、物ばかりの復興ではなく、心の復興が必要...、ガイドさんの説明の言葉のひとつひとつが大変に重い。

福島第一原発20km圏内ツアー230917
福島第一原発20km圏内ツアー、スマート農業への取り組みも聴く230917



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最終更新日 : 2023-10-09

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