fc2ブログ
Top Page › コミュニティ情報 › 1地域への参加・東大和 › 第59回東京都公民館研究大会

第59回東京都公民館研究大会

2023-02-05 (Sun) 13:22

公民館運営審議会の委員活動のひとつに、毎月の東京都公民館連絡協議会(都公連)の委員部会がある。委員部会のその年度の集大成的なイベント(研修運営)である東京都公民館研究大会(第59回)が、昨日(2/4)あった。

基調講演と第二部の課題別集会(4集会がある)で構成されるこの研究大会、コロナ禍ということもあり、4市に分かれての分散開催となった。基調講演は、事前に収録したDVDを各会場毎に視聴するかたちで、委員部会は第四課題別集会を運営した。

第四課題別集会の会場は国分寺市本多公民館、公民館職員と公運審委員を中心に約60名の参加があった。

第59回都公連研究大会230204
第59回東京都公民館研究大会・国分寺会場


基調講演のテーマは、「コロナ禍を乗り越え進化する公民館」、講演者は池谷美衣子氏(東海大学准教授)。コロナ禍の経験を踏まえた公民館は何に気づいたのか、その気づきを、どのように公民館の「進化」につなげるのか...これを共に考える内容。

コロナ禍を機に、全国10市で行った「公民館アンケート調査」を基に、コロナ禍を経ての気づきを3つの視点で、参加者にも分かりやすく説明する。そのうえで、その気づきを参加者に投げかけ、一緒に公民館の「進化」を考える、そんな構成となっていた。
視点1:事業と対象(気づき、来館者中心の発想を問い直す)
視点2:施設運営と職員(気づき、公民館(職員)の自律的判断を育む)
視点3:共通課題(気づき、地域に閉じない公民館のあり方を模索する)
近々、その講演内容(動画)が東京都公民館連絡協議会ホームページにも掲載される予定だ。

第59回東京都公民館研究大会・基調講演230204
基調講演のビデオを視聴230204


第二部の第四課題別集会のテーマは、「次世代に公民館をつなぐ~学生・子育て世代が考えるこれからの公民館~」、社会教育実習を経験した学生と子育て世代の2つ(2人)の事例発表を聴いて、9グループに分かれてのグループワークに取り組む。

ファシリテイター役を委員部会のメンバーが務め、最後にグループ発表を行う。助言者を東京学芸大学准教授の柴田彩千子氏にお願いした。詳細は、これも近々掲載予定の、東京都公民館連絡協議会のホームページ をご覧いただきたい。

都公連は、公民館のない市や既にこの協議会から脱退した市などもあって、現在は多摩26市の中の11市、小金井市、小平市、昭島市、町田市、日野市、国分寺市、国立市、福生市、狛江市、西東京市、東大和市で構成されている。さて、次年度の動きが注目されている。

関連記事

最終更新日 : 2023-02-05

Comments







非公開コメント