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カワセミを離れオナガとツミ

2022-06-24 (Fri) 17:43

空堀川のカワセミ、幼鳥の巣立ち(6月4日)から20日。先日のブログ記事( カワセミ観察 端境期か )で報告したように、その後、幼鳥が時折姿を見せるものの、観察ポイントでの空振りが増えた。シングルマザーだった母鳥も、全く姿を見せない。

残念ながら、そんな事態となっていることを受け止めざるを得ない、ジッと我慢の時期が続く。ということで、カワセミ以外の野鳥についての報告となる。今日はいつもの観察ポイントを後にして、空堀川から離れた市内の某所に遠征してきた。

事前にカワセミ見守り隊のお仲間からの情報もあり、オナガ、ツミの観察に成功、その様子を。

オナガ220624
巣から飛び立つオナガ220624

オナガ、水色の美しい鳥、全長は37センチくらい。黒い帽子をかぶり、翼が幅広で尾が長い。水平に飛ぶさまはエレガント。中部地方より北の、本州だけにいるとのこと。葉陰の隙間から巣が見えた。近くに巣を構えるツミとは喧嘩をしないようだ。

オナガの巣220624
オナガの巣220624

ツミ、日本最小のタカで体長は30センチ前後。頭から背、翼の上面は青黒色をしていて下面は白っぽい。上面は褐色をしていて褐色の小さな波模様が見られる。オナガの巣からそれほど離れていないところの木に巣があり、最近4羽ほどの雛が孵った。

残念ながらその内の1羽が、急襲してきたオオタカに連れ去られるという不幸な事件が2日前に起こった。(観察仲間の報告) なるほど、こんな人目を引く広場の近くに巣を構えるというのは、普段はオオタカも寄り付かないであろうということのようだ。

周りを監視するツミ220624
周りを警戒中のツミ220624

空堀川の観察ポイント、長時間(?)待機していると、カワセミの幼鳥が時折姿を現す。多分、ここで生まれたもので、メスの幼鳥が来ることが多いが、オスの幼鳥が現れることもある。母鳥の姿は一切ない。

カワセミの幼鳥220622
カワセミの幼鳥・オス220622

カワセミ見守り隊の何人かは今も朝の観察にこのポイントを訪れてはいるが、そろそろ身の処遇を考えないといけない時期に来た。ベテラン見守り隊のS氏からは、我慢、我慢と言われてはいるが。カワセミ二番子の目処はたっていない!

ダイブするカワセミの幼鳥・オス220622
ダイブするカワセミの幼鳥・オス220622


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最終更新日 : 2022-06-25

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