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本 父と娘の認知症日記

2021-03-05 (Fri) 07:21

技術系(?)の本はともかく、最近は「本」を読むことが少なくなった。この本、父と娘の認知症日記の著者・長谷川和夫(現在、92歳)のことは、昨年のNHKスペシャルの番組「認知症の第一人者が認知症になった」を観て憶えていた。認知症の症状を抱えた義母のこともあり、取り寄せて一気に読んだ。

本の構成は、長谷川和夫の日記、娘のエッセイ、編集協力者によるインタビュー、引用・参考文献で構成されている。日記には1960年代から2020年11月19日までの、折々の65話(日)がある、中でも本人が心身の変調を自覚した2015年秋口からのものが多い。

「認知症」の心の物語を温かく受けとめ支えていくこと、懐を広くして聴くことの大切さ。確かな「なるほど認知症」が伝わってきた。

父と娘の認知症日記

人生100年時代、多くの人(自分も含めて)が無関係ではいられない認知症に、当事者として家族として、どう向き合っていけばいいのか。その長い時間を心豊かに生きていくために幾つものヒントがある。おすすめの一冊だ。

「なぜ、僕は言葉を発信したいかというと、自分が良いと思ったことは、みなさんに読んで(知って)もらいたいと思っているから。僕が去った後も、そういう良いことを残していきたい。」は、心に残ったことばのひとつである。

近くの施設(サ高住)でお世話になっている義母との、ここ1年ほどの間に交わした会話に反省しつつ、遅ればせながら、第二の義務教育の階段をまたひとつ登ったような気がした。

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最終更新日 : 2021-03-05

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