お薦め Zoom の入門書

2日(火)、政府は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて発令していた緊急事態宣言の延長を決めた。栃木県を除く10都道府県は3月7日まで1カ月延びることとなった。これまでの対策に加え、新たに日中も不要不急の外出は自粛するよう求めている。

好むと好まざるとに関わらず、数人から十数人での打合せにZoomを使わざるを得ない状況が続いている。数あるオンライン会議ツールの中でも、Zoomが広がった理由の第1は、「シンプル」でユーザーにとって「使いやすい、わかりやすい」ということ。

ミュートとビデオのオン・オフがわかれば、クリックするだけで会議に参加できる。

Zoom基本＆便利技の表紙(左)と内容例(右)

奥を覗くと沢山の機能があることに最初はびっくりしたが、それらの機能は表示しなくても(使わなくとも)十分に使えるデザインになっている。実際に単純な操作(会議スタート、招待メール発信、共有画面の資料共有)で、半年ほど利用していた。

慣れたら、徐々に必要な機能を理解して利用していけばよい。また、参加者側の手間もかからない。なんといっても、招待メールのURLリンクをクリックするだけでも会議に入れる、というのは魅力。

ということで、Zoomはオンライン会議を導入するにあたって、誰にも予想される障害「面倒なんだろう？」という印象を払拭してくれるものだった。シンプルで手軽なツール、アプリといえる。今からでも遅くはない！ということから、公民館や社会福祉協議会の担当者さんから声がかかる。

それぞれに相談し、Zoomの利用を地域に広げていこうと動き出した。説明する、教えるとなると、ネットに散らばっている情報を体系的に整理しておくことが必要と、探して見つけたのがこの本。

ゼロからはじめる【ズーム】Zoom基本＆便利技(技術評論社刊)、￥1,210、上の画像が表紙で下の画像が目次。入門書としては、お薦めである。これには、電子書籍のKindle版もあり、これも便利。

Zoom基本＆便利技・技術評論社刊の収録目次
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