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二月文楽鑑賞会・文楽を聴く

久々に国立小劇場で文楽を聴く(2/08)。演目は「大経師昔暦」(だいきょうじむかしごよみ)、近松門左衛門作、正徳5年(1715)春、おさん&茂兵衛三十三回忌の当て込みで、大阪竹本座で初演された。演目を聞いただけでは、う~ん、という感じではあった。

今回は国立劇場会議室を使っての1時間の解説(専門家による)があり、それから文楽鑑賞(約3時間)に臨む。早めに着いて、事前に文楽入門(鑑賞のしおり)も読み、さらに劇場のイヤホンガイド、今は太夫の語りの字幕表示も加わる、なるほど文楽を堪能した。

総勢28名、今回の企画(二月文楽鑑賞会)を立ててくれた、社会人カレッジのお仲間の幹事さんに感謝!

文楽公演190208文楽鑑賞会事前解説
演目・「大経師昔暦」のチラシ(左)と国立劇場会議室での事前解説(右)

文楽は大きく時代物と世話物の2つに分かれ、前者は歴史上の人物や事件を題材にし、「時代考証なんて無視。面白ければなんでもあり」で、呪術や超能力、突飛な偶然やアクションがいっぱい出てくる。後者は、庶民を主人公にした現代の物語(江戸時代の)で、「この前、曽根崎さんの天神さんであった心中をモチーフにしているって?どれどれ」と観客が詰めかけたという。..(文楽入門より転載)。

大経師昔暦、"良家の事件に注がれる近松の視線"のサブタイトル、暦を納める権利を許された特権的な町人の家(大経師)で起こったスキャンダルを、当事者の三十三回忌に因んで脚色したもの。事の起こりを偶然の産物とし、周囲の人々の苦悩を中心に描いている。

大経師内の段、岡崎村梅龍内の段、奥丹波隠れ家の段、の三幕に総勢12名の太夫が登場、その太夫の語りをたっぷりと聴くことができた。京都には多少の土地勘もあり、出てくる地名も懐かしく、今回は江戸の文化にも触れることのできた文楽鑑賞となった。

文楽入門鑑賞のしおり
よく出来ている文楽入門 鑑賞のしおり

2Comments

チハリン  

私も行きたかったです。

2019/02/12 (Tue) 20:59 | EDIT | REPLY |   
Junpei

Junpei  

Re: タイトルなし

文楽鑑賞、参加者の皆さんに好評でした。麹町での延長戦にも参加しました!Junpei

2019/02/12 (Tue) 22:03 | EDIT | REPLY |   

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