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尊厳の芸術展

2012-11-26 (Mon) 06:33

先日のNHKの番組、「The Art of GAMAN 強制収容所で生まれた“尊厳の芸術”」で紹介されていた尊厳の芸術展を観てきた。太平洋戦争のさなか、強制収容所に入れられた日系アメリカ人たちが作った日用品や工芸品などの作品の展示会だ。

収容所での厳しい生活環境の中で、道具から材料にいたるまで創意工夫をこらしての精魂込めた作品というだけでなく、そのような環境でも作品を作り上げた当時の日系人たちの思いのような、不屈の精神とか誇りが伝わってくるようだ。GAMANとは我慢だ。

平日・木曜の午後であるにも関わらず、東京藝術大学美術館(地下2階)は大勢の観客で賑わっていた。入場無料で12月9日まで開催されている。

尊厳の芸術は、NHKの公式ホームページでも詳しく紹介されている。

今年は日系人の強制収容から70年の節目ということで、この機会に、困難の中でも人間の尊厳を失わなかった日系人の作品を通じて震災から復興する日本と日本人を見つめる機会にもつなげようということらしい。尊厳の芸術展は2月・3月には【福島展】を、5月にはからは【仙台展】が計画されている。

尊厳の芸術展(藝大美術館)
尊厳の芸術展
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最終更新日 : 2015-12-31

Comments







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11日に芸大グラウンドに居ましたのに

残念、気がつきませんでした。もっぱら、当日、グラウンドでやっていた「たたら操業体験」を見ていました。このところ、「親愛なるブリードさま」を読んだり、「Back to the Valley」を見たりして、強制収容所の日系たちと心あるアメリカ人との交流に感動しています。ぜひ、身に行かなくっちゃぁ。
2012-11-27-22:25 Mumbler
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Re: 11日に芸大グラウンドに居ましたのに

友人からの案内をもらい、関心をもっていました。やっと、22日に時間がとれて行ってきました。想像していた以上に観客が多く、驚きました。  空堀川
2012-11-27-23:58 空堀川
[ 返信 ]