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1万年の美の鼓動 縄文・特別展

2018-07-15 (Sun) 07:43

その方面に強い関心を持つ友人に誘われて東京国立博物館・平成館で開催(7/03 ~9/02)されている特別展「縄文-1万年の美の鼓動」へ(7/13)。東京国立博物館に足を運んだのはブログ記事( 始皇帝と大兵馬俑・特別展 )以来の2年半ぶり。

その発生の時期がおよそ前1万 3000年前に始まり前2400年に至るまで、約1万年間にわたって続いた縄文時代、そんな途方もない昔の時代。狩猟や漁労、採集を行っていた人々が、日々の暮らしの中で工夫を重ねて作り出した様々な道具(土器・石器・土偶)があった。

これまでに日本列島の様々な地域で育まれ、後の時代に発掘された土器や土偶が一堂に集められ、様々な工夫を凝らし、国宝となった6点を含め、207点が展示されている。


特別展「縄文-1万年の美の鼓動」特別展ポスター
特別展「縄文-1万年の美の鼓動」と特別展の案内(表・裏)


1万年の美の鼓動を謳う特別展は、
第1章 暮らしの美、第2章 美のうねり、
第3章 美の競演、第4章 縄文美の最たるもの
第5章 祈りの美、祈りの形、第6章新たにつむがれる美、
と美にフォーカスし、第4章に国宝の6点を揃えた展示となっている。

国宝となっている展示物の出土年が新しいのに驚く。火焔型土器(1936年、新潟県笹山遺跡)、縄文のビーナス(1986年、長野県棚畑遺跡)、縄文の女神(1992年、山形県西ノ前遺跡)、仮面の女神(2000年、長野県中ッ原遺跡)、合掌土偶(1997年、青森県風張1遺跡)、中空土偶(1975年、北海道著保内遺跡)。

当時の人びとの営む生活、狩猟や漁撈、採集、その中で作り出した、土器や石器、土偶や装身具などのさまざまな道具、音声ガイド(収録時間 約35分、ナビゲーターは女優の杏)を耳にしながら、時代のロマンをたっぷり味わえる特別展だった。

2つの国宝(土偶 仮面の女神と土偶 縄文のビーナス)は7月31日からの展示となっていたのが残念、機会があればもう一度観てみたい。

縄文展・音声ガイド他国立博物館平成館
音声ガイドリスト・国宝の6出展物(左)と平成館(右)

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最終更新日 : 2018-07-15

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2018-07-15-11:46 -
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Junpei

Re: No title

シンさん、早速のコメントありがとうございます。流石、歴史モノには動きが素早いですね、感服です。Junpei
2018-07-15-12:25 Junpei
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