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国産スマホの縮小 富士通

2017-08-25 (Fri) 06:24

22日のニュース、富士通が携帯電話事業を売却する方針だという。国内で残る主な端末メーカーはソニー、京セラ、シャープの3社となる。パソコン同様、スマホの世界の動きも目まぐるしい。

国内の携帯電話市場は需要が一巡し出荷台数は下り坂という。2016年は前年比3%減の3600万台。そのうちシェア2位から5位を占める国内4社が束になっての出荷台数が合計で年1500万台超。首位の米アップル1社の出荷台数にやっと匹敵する水準。(左下グラフ)

スマートフォン(スマホ)の基本ソフト(OS)を独占する米国勢や、価格競争力で台頭する中国勢の存在感が大きく、国産スマホが今後海外で成長できる余地は乏しい。

国内スマホの販売シェア2016富士通のスマホ・アローズ
国内のスマホ販売シェアと富士通のスマホ・アローズ

「電電ファミリー」と称されるNECや富士通の日本の端末メーカーは大手通信会社と共同で端末を開発してきた。規格から販売まで通信会社に依存したことが足かせとなり、今のスマホ時代への対応に遅れたという。

iPhone の国内販売が08年に始まったのを皮切りに、国内勢は次々と携帯電話事業から撤退している。アップルに対抗するため、国産スマホではソニーがカメラ、シャープが液晶、京セラが頑丈さなどで特徴を出しているが、今や端末そのもので差別化することは難しい。

我が家で活躍中のスマホをみると、確かに京セラとHUAWEI となっている。スマホ業界の再編、注目しておこう。

京セラのスマホ・DIGNOHUAWEIのスマホ・ P9 lite
我が家で活躍中のスマホ・京セラのDIGNOとHUAWEI P9 lite


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最終更新日 : 2017-08-25

Comments







非公開コメント

No title

日本の企業は、昔から世界で何か事業が始まると、その「マネ」や「いいとこどり」のようなことをしてきた、感があります。  出来上がった体系の一部を開発しても行き詰る・・と言うことになるのでしょうか。難しい問題です。  
2017-08-27-15:33 さやまのサヤ
[ 返信 * 編集 ]

Re: No title

日本の携帯電話も1999年のiモード・サービス開始くらいから暫く勢いが続きました。そのiモードも2017年6月までに販売を終了して、iモード対応携帯電話の新品購入は不可能となりました。

ITとネットのテクノロジーの進化を見通し感を持って取り組むアップルの開発力は大したものです。Junpei
2017-08-28-12:36 Junpei
[ 返信 ]