公民館の役割を考える

以前のブログ記事( 昭島市公民館に )で公民館運営審議会の委員会活動に携わっていることや、今年は東京都公民館連絡協議会・委員部会にも参加していることを書いた。

委員部会では年2回、研修会を企画する。ひとつが委員部会で企画する研修(講演会)で、もうひとつが、他の部会と共に企画する都公連研究大会・分科会だ。今月は、その前者の委員部会の研修会(講演会、9/02)があり、参加した。講演のタイトルは「公民館の役割とは」、講師は永田浩三武蔵大学教授。

繰返し取り上げられるテーマではあるが、机上論的なものではなく、記録写真を多く取り入れたインパクトのある講演となった。

参加した講演会(9/02)と勉強会(10/09)の案内
参加した講演会(9/02)と勉強会(10/09)の案内(クリックで拡大)


ご興味のあるかたは、以下もご覧ください。

講演の概要:
・過去に携わった番組制作の様々な体験を生かし、豊富な資料(主に画像)を組み合わせ、取り上げた戦後の歴史の歩みをプロジェクターで映しながら紹介する。ドキュメンタリー風の解説を加えつつ、それらの歴史の歩みの中で公民館がどのように歩みを支えていたか、その果たした役割や歴史的意義について触れる。
・人には学ぶ力があり表現する力がある。その力は集うことによって倍加する、その結節点が公民館である。講師の表現に従うなら、公民館冬の時代といわれる今、時代の状況や環境は違っているが改めて公民館の可能性について考える内容となっている。

以下は講演の中で取り上げた、戦後の歴史の歩みと公民館の関わりの抜粋: 
公民館はここまで頑張った、公民館職員に何ができるかという話が展開される。
① 原水爆禁止署名運動と公民館
第五福竜丸事件(1954年3月)を契機に鮮魚店、主婦たちを中心に東京杉並区の人たちが、水爆反対の「水爆禁止署名運動杉並協議会」を結成。この運動が燎原の火のごとく各地に拡がり、8月には「原水爆禁止署名運動全国協議会」が結成され全国に波及。翌年8月の原水爆禁止世界大会に3158万3123筆の署名を集めた。その運動に関わって、公民館はここまでやれたという話が紹介される。

② 公害反対運動と公民館職員
戸畑市(現北九州市戸畑区)の公民館職員だった林えいだい(1933-2017)は「公害のしわ寄せが真っ先に及ぶのは、家庭や育児をあずかる女性たちだ」と地元の女性たちと始めた公害反対運動は、やがて「青空がほしい」という市民キャンペーンとなり、全国の公害克服運動へと繋がる。「公害」への取り組みと当時果した公民館の役割が詳しく紹介される。

中身の濃い講演ではあった。

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